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「猫の島」で有名な田代島の猫たちは4つのグループに分かれて平和に暮らしています。
しかし繁殖時はその限りではありません。 オスたちの目を掻い潜ってメスは他のグループのオスのところに行きます。これは遺伝的に近いものとの繁殖を嫌がったからと推察されます。 実際問題。 猫たちのDNA鑑定を行った結果には、他のグループのオスの遺伝子を引く子どもの数の方が多いと言う結果が出ています。それでもグループ内での繁殖は行われていますのであしからず。 そういったことを考えて人間にも当てはめてみると、昔馴染みや幼馴染の人と結婚する確立と、それ以外の人と結婚する確立は一体どれくらいなのだろう。 きちんと統計を取って見ているわけではありませんのでなんともいえませんが、私の周りでは昔馴染みや幼馴染と結婚した人は居ません。まったく根拠の無い話ですけれどもね。 と言うわけできちんとしたデータを出してみたいと思います。 国立社会保障・人口問題研究所が行った調査の中に見つけました。「第13回出生動向基本調査、結婚と出産に関する全国調査、夫婦調査の結果概要」より抜粋します。URL:http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou13/doukou13.asp 観て欲しいのは「1.夫妻の結婚について」の「(2)出会いのきっかけ」にあるこちらの図です。 d13d1d9d.gif この図にありますように、幼なじみや隣人の項目は1%と低く、学校の項目と足しても12%ぐらいしかありません。もっともこの学校と言う項目が小学校や中学校を含んでいるのかは解りませんが、それでも11%です。 この様に近いものとの交雑を良しとしない考えは人間の中にも存在している可能性があります。 これが遺伝的な忌避行為であるのかどうかはきちんとした研究を行う必要があると思いますが、ネコが取っていた行動原理が人間にも当てはまるかもしれないと言うのは面白い事実なのかもしれませんね。 以上です。最後まで読んでいただきありまとうございます。 もっとも、何の根拠の無い話ですので、あしからず。 PR |
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